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薬を使わない花粉症対策 2024

こんにちは
リキュア横浜中山院の池田です。

毎年春が訪れると、花粉症の症状が気になる方が多いですよね。

私は中学校1年生の時に発症してしまったので、花粉症歴30年以上のベテランです。
毎年毎年この時期は本当に嫌になりますね…

私は症状がかなり重めで、20年以上アレルギーの飲み薬や点鼻薬・点眼薬を使用してきました。鞄の中には常に箱ティッシュとアイボン(目を洗うもの)を入れて持ち歩いていました。

注射鼻の粘膜を焼くレーザー治療なども試しましたがあまり効果は得られませんでした。
薬をずっと使用していくのも嫌だったので、意を決して根本から治す為に体質改善に踏み切りました。
そして10年ほど前から薬を一切やめて生活をしています。

今回はそんな私が実践してきた、薬を使わずに花粉症の症状を和らげる方法などをご紹介したいと思います。
長くなりますが、是非最後まで読んでみてください。

花粉症の症状

まず、花粉症は代表的なくしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみ、充血といった症状が一般的ですが、人によっては皮膚のかゆみ、喉の痛み、咳、頭痛、発熱といったあらゆる症状があらわれます。
風邪かな?と思っていたら花粉症のせいだったということもあります。

最近の調査では日本人の2人に1人が花粉症の可能性があると報告されているほどの国民病です。
仕事や勉強、睡眠にも支障が出て悩んでいる方も多いですよね。

なぜこんなにも花粉症が増えたのか

そもそも花粉症は戦後に初めて報告された新しい病気です。

原因①】スギの大量植林
戦後に大量植林されたスギが、地球の温暖化の影響を受けて、花粉の飛散量が増えた事。

原因②】排気ガス・大気汚染
排気ガスなどで汚染された大気中の微粒子が花粉に付着し、抗体を産生しやすくして花粉症の発症を促進。
また、舗装道路の増加に伴い一度地面に落ちた花粉が再び舞い散ることも原因。
花粉ではなく大気汚染でアレルギーを起こしている場合もあります。

ちなみに畑や田んぼなどの土、海や湖がある土地の方が舞い上がる量は減ります。

原因③】食や環境の変化・不規則な生活リズム
食生活の乱れや不規則な生活リズム、ストレスの多い生活なども、アレルギーを起こしやすくしています。

なぜ花粉症になるのか

私たちの体は、細菌やウイルスなどの病原体などが侵入してくると、それらを外敵として認識し、攻撃する働きを持っています。
この働きのことを『免疫』といいます。

この免疫によって自然界でも生きていられるわけですが、免疫の『外敵認識機能』は時々エラー(勘違い)を起こしてしまいます。
つまり、本来それほど有害ではない物質(花粉など)に対しても、外敵と見なして攻撃し、その際に私たちの体も傷つけてしまうことがあるのです。
こういったエラーにより引き起こされる免疫の過剰な防衛反応のことを『アレルギー反応』といいます。

そして花粉をはじめ、様々なアレルギーの原因は免疫を司る『腸内環境』で決まると言われています。

対策① 腸内環境を整える

腸内環境を整えるのに一番大事なのは言うまでもなく『食事』です。
私の前のブログにも書きましたが『食事の質』はものすごく影響します。
添加物化学調味料人工甘味料などを使用しない事はもちろん、素材の品質も大事です。
私も品質の良い物を食べるようにしてからだいぶ花粉症の症状が改善されてきました。
ですが、まだ抜けきらない。
そんな時に始めたのがグルテンフリーです。

対策② グルテンフリー

『グルテン』とは皆さんが大好きな小麦に含まれる成分です。
小麦に関しては長くなるのでまた別の機会に詳しく書かせて頂きますが、この小麦に含まれる『グルテン』が腸の壁を傷付けたり炎症を引き起こし、腸内環境の悪化に繋がることがあります。

最近日本でもグルテンフリーをする方が増えてきました。
私もかれこれ7年以上グルテンフリーを実践しています。(醤油を除く)

対策③ ビタミンD

ビタミンD免疫機能に大きく関わります。
増やす方法は大きく分けて2つです。
①太陽の光を浴びる
ビタミンDは日光の紫外線によって体内で作られますが、現代人はあまり日光を浴びません。
外に出る機会も少なく、日焼け止めを塗る方も多い為ビタミンDの生成が不足している事が多いです。

②食品から摂取する
ビタミンDが多く含まれている食品は魚類、きのこ類、鶏卵です。
サプリメントで補う方法もありますが、サプリメントも質が重要です。
実際にサプリメントを服用してカプセルや製造時に含まれる化学物質により、肝機能が悪くなったりする事もあります。
あまりサプリメント自体はおすすめしないですが、どのメーカーのものが良いか興味がある方はご相談ください。
ちなみにサプリメントの場合はビタミンD3です。

対策④ 身体を整える

背骨から出ている神経は内臓にも繋がっています。
免疫機能が落ちている方は、胃や腸に関わる背骨の腰椎4番、5番がズレている事が多いです。
背骨を正しい位置に調整して内臓機能免疫機能の正常化を図りましょう。

対策⑤ 運動+睡眠

まとめてしまいますが、適度な運動と睡眠も免疫には大事です。日頃から少しずつでも良いので始めてみましょう。私の過去のブログを参考にしてみてください。↓↓↓
『簡単!初心者のための健康的な運動法』

睡眠は8時間と言いたいところですが、最低でも7時間は取れるようにしてみてください。これだけでもだいぶ変わります。

対策⑥ 静電気

どれだけ花粉を避けるかも重要です。
もちろんマスクメガネも有効ではありますが静電気にも注意が必要です。

花粉は電荷を帯びています。
その為、衣類などから発生する静電気によって呼び寄せられてしまいます。
衣服を静電気が起きにくい素材で選ぶと、花粉が付着しにくくなります。
下の『衣類の素材の帯電列』をご覧ください。

プラスとマイナスの差が生まれると擦れた時に静電気を起こします。
例えば、マイナスに帯電しやすい『アクリル・ポリエステル系』プラスに帯電しやすい『ナイロン・ウール系』を一緒に着ると、服がこすれた時に静電気が起き、花粉が付着しやすくなります。
同じ系統の方が静電気は起きにくく花粉も付きにくくなります。
また綿や麻は、人体(皮膚)に近く、そもそも帯電しにくいという性質を持っているので、静電気も起きにくいです。

<例>
・インナー(肌着)を化学繊維から天然素材「綿or麻」に変える。
・その上に着るTシャツやシャツは「綿(100%)」を着る。
・アウターも綿が理想ですが、化学繊維のものが多いのでその場合は内側・外側に「ナイロン素材」を選ぶ。
・バッグ(特にリュックの場合)も「ナイロン素材(レザーや綿でも可)」にする。

「ポリエステル系」の場合は、上記の「ナイロン素材」の物をポリエステル系に統一。
おしゃれでウール系を着たいところですが、ウールは静電気を起こしやすいです。

これはこの時期問題となるお肌の乾燥にも関わるので是非お試しください。

根本的に改善させるには体質を改善させる事が重要です。
免疫機能は花粉症だけではなく、様々な病気などの不調に関係しているので、健康的な生活を送る上でも是非参考にしてみてください。

最後に大切なこと

さて、一応もっともらしいことをお伝えしてきました。

『免疫力』とは医療用語ではないですし、人それぞれ違うので曖昧なものです。
『免疫力を上げる』というよりは、『本来の免疫機能を維持する事が重要なのです。

実は免疫機能が働いていない人ほど花粉症や風邪をひかない場合があります。
なぜなら先述したように、免疫は体の抵抗手段(防衛反応)だからです。

免疫機能が上手く働かず、発がん性のある有害物質を排除出来なければ、風邪やアレルギーよりもっと重篤ながんなどの病気になりやすくなる可能性もあります。

また、よく高齢になると花粉症が治ったという人の話しを聞きます。
ですがそれはいわゆる『体力や免疫力が落ちた』からとも推測されます。

私のような重度の花粉症の方は上記の対策法を試していただければある程度症状は改善され、薬に頼らない生活が出来ると思います。

ここではお伝えしきれない事もありますので、是非リキュア横浜中山院までご相談ください。

でも本当の意味での根本的な解決は、やはりスギ花粉の飛散量と大気汚染、化学物質を減らしていく事ですね…

最後までお読みいただきありがとうございました。

体質改善など身体についてのお悩みは、リキュア横浜中山院までご相談ください

リキュア横浜中山院背骨整体師池田

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