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頭が良くなる!運動のススメ① ~脳内最強物質BDNF~

こんにちは、リキュア横浜中山院の池田です。
『運動は身体に良い』とは耳にタコが出来るほど聞いているかと思います。
今回は別の視点で運動によって頭が良くなると言うお話しをしたいと思います。
健康にもなってスタイルも頭も良くなるなんて一石二鳥ではなく、三鳥・四鳥の価値がありますので是非最後まで読んでみてください。

最近物忘れがひどい…?

さて、現代は通勤時など街中を見渡しますと背筋を伸ばして歩いている人よりも、背を丸め下を向きスマホを見ながら歩いている人の方が多い気がします。

少し前に「スマホ認知症」という言葉が出回ったようにスマホ依存による脳過労が生活にも支障が出てしまう状態です。
正式な病名ではありませんが、いわゆる認知症のような症状が出ていることには変わりません。

最近、人やお店の名前、覚えていたはずの地名、パスワードが出てこない…なんてことはありませんか?

脳は日々縮んでいく

私たちの脳の大きさは、25歳頃がピークで、年齢とともにその後徐々に小さくなっていくと言われています。
もちろん、脳の細胞は一生涯つくられ続けていますが、同時に死滅もしています。
実際に1日に約10万個もの細胞が失われているとも言われています。

脳には元々1,000億以上の細胞があると言われていますが、同時に時間とともに失われるため、年間で0.5~1%も縮むと言うのです。

記憶にとって重要な海馬(かいば)

脳の大切な機能の1つに「記憶」があります。
記憶を時間的に分類すると、長期記憶短期記憶に分けられます。
「海馬は短期記憶から長期記憶へと情報をつなげる中期記憶を担う器官です。
日常的な出来事や学習して覚えたことは、いったんこの海馬にファイリングされ整理整頓してから、大脳皮質という部分へ保存されていきます。
つまり記憶を仕分ける司令塔なのです。

海馬の大きさは大体親指ほどで、タツノオトシゴのような形をしています。
そしてこの海馬も、年齢とともに縮んでいくと言われています。
先に挙げたような『事柄を忘れてしまう』『記憶力が衰える』のもこうした加齢による海馬の萎縮が関係しています。
そのため、一昔前には「脳トレ」と題して、記憶力などを鍛えるために様々なゲームや本が流行っていましたね。

脳内最強物質「BDNF(脳由来神経栄養因子)」

そして今、新たに注目されているものが「BDNF(脳由来神経栄養因子)」という物質です。

BDNFとは主に大脳皮質や海馬で合成されるタンパク質で、脳細胞が他の物質によって傷ついたり死んだりしないように保護してくれています。

例えば、脳は脳卒中や頭部を強打し損傷を受けるとBDNFを放出し、脳の損害を最小限に抑えてくれます。
これは白血球が細菌と戦って抗体を作ったり、止血のために血小板が凝固して傷口を塞いでくれるのと同じようなイメージです。

また、働きはこれに限らず、新たに生まれた細胞を助け、初期段階にある細胞の生存や成長を促す役目も果たしています。

さらには、脳の細胞間の繋がりを強化し、学習や記憶力を高めたり、脳の可塑性を促し、細胞の老化を遅らせたりする働きもあるのです。

また、BDNFの異常はさまざまな神経疾患と関連しています。
うつ病統合失調症などの精神疾患や、アルツハイマー病パーキンソン病などの神経変性疾患では、BDNFのレベルが低下していることが報告されています。

そのため、BDNFの役割や調節メカニズムを理解し、神経疾患の治療や予防に役立てる研究が進められています。

そして、この最強物質BDNFは運動することにより増えると言われているのです。

次回はこのBDNFの効率的な増やし方や記憶についてお話ししたいと思います。

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リキュア横浜中山院背骨整体師池田

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