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身近に潜む不調の原因② 〜電磁波①〜

こんにちは
リキュア横浜中山院の池田です。

前回に引き続き、身近に潜む不調の原因について書いていきたいと思います。
今回は『電磁波』です。

気だるさ疲れがなかなかとれない。
慢性的な首や肩のこり、頑固な冷えに悩まされている。
頭痛耳鳴り吐き気
夜なかなか寝付けない眠れない
皮膚の乾燥痒みなど。
こうした身体の不調は、ひょっとすると電気の副作用である『電磁波』の影響かもしれません。

電磁波のお話しは難しいのでなるべく簡単にご説明できるように頑張ります。
是非読んでみてください。

そもそも電磁波とは

電磁波とは、『電場(電界)』『磁場(磁界)』が組み合わされたものです。

『電場』とは、電気的な力(プラスとマイナスがくっつく力) が働く空間のこと。
『磁場』とは、磁気の力 (N極とS極がくっつく力)が働く空間のこと。
そしてこれらは『波』の形状をしています。
つまり電磁波とは、電気が流れるところに発生するエネルギーの波のことです。
『電気』『磁気』という2種類の性質の違う波を『電磁波』と呼んでいます。

「電」=「電気」=「電場(電界)」
「磁」=「磁気」=「磁場(磁界)」

電磁波の「波」は周波数によって、飛ぶ距離運べる情報量が違います。
テレビやパソコン、スマートフォンの電波として活用されたり、その共振の力を利用してIHや電子レンジなど、食材の温めに使われたりしています。

低周波と高周波

電磁波はたくさんの種類があります。
私たちの生活の中で使用量が増えているのが『家電製品等から発生する電磁波』『携帯電話等から発生する電磁波』です。

低周波
低周波は近い距離(5m前後)しか届かない電磁波
例:家電製品など

高周波
高周波は遠くまで飛ばせる電磁波
例:携帯電話Wi-Fi電子レンジIH

家電製品の低周波の電磁波は、電気の副産物として無駄に発生しているものであるのに対し、携帯電話等の高周波の電波は、目的があって意図的に飛ばしているという違いがあります。

携帯電話から高周波電波を取ってしまうと、電話としての機能を失ってしまい使い物になりませんが、家電製品から低周波電磁波を取り去っても、家電としての機能は電力が供給されている限り失われません。

電場と磁場の違い

● 電場
電圧が掛かると発生
→コンセントに電源コードを挿しただけで流れる

● 磁場
電流が流れると発生
→スイッチを入れると流れる

まとめると以下のイラストのようになります。

アースってなに?

アースとは、機器の誤作動や人の感電を防止するための電気の逃げ道のことです。
家電製品などの電場を逃がしてくれる役割もあります。
下の画像のような電源コードとは別に付いている細い黄色と緑の線をご覧になった事があるかと思います。

日本ではアースを取るためにはその線を2口コンセントの下に繋げる必要があります。

一方、外国ではほとんどアースを取ることが義務付けられています。
アメリカでは、3口コンセントが一般的でアースが取れる仕組みになっています。
ところが日本は、2口コンセント(アースのないコンセント)なので、アースの取りようがありません。

日本の電磁波問題

私たちの生活は、見えない電磁波に囲まれています。
スマートフォンを操作する際、テレビを視聴する時、電子レンジで料理を加熱する時などたくさんの電磁波の恩恵を受けています。
しかし、同時にその電磁波が私たちの健康に悪影響を及ぼす可能性も指摘されています。

日本の住宅は欧米と比べ狭く、電化製品が多数置かれています。
また、狭い空間に多くの電源コンセントが設置されています。

アースのないコンセントもですが、加えて屋内配線の量も膨大な量になっています。
結果として、日本の住宅ではかなりの量の電磁波を発生させてしまうのです。

日本は電磁波に対する安全基準がない

世界で一番電磁波に対する規制が厳しいのがスウェーデンで、
「電場は25V/m以下」「磁場は2.5mG以下」という安全基準を設定しています。
ところが、日本には規制値はなく、国内の電力会社などが採用しているガイドラインでは、
「電場が3000V/m以下」「磁場は5000mG以下」という数値が参考数値として挙げられています。
電場で125倍、磁場で2000倍の数値ですね・・・

実際にコンセントに繋いだノートパソコンを電磁波測定器で測ってみると、測定器をパソコンに近づけただけで104V/m、ピタッとくっ付けた状態で500V/mという数値になります。
これはスウェーデンの電磁波安全基準値20倍を超える値です。

電磁波がもたらす健康リスク

これほどの強い電磁波が人体に与える影響は無視できません。

人間や動物の神経間には、『生体電位』というものが働いています。
電場は川の流れのように、電位が高いところから低いところへと流れていく性質があります。
私たち人間の体の電位は低いので、結果として部屋の電場が集まってきてしまいます。

家電製品などから発生したこの電場が、身体の表面で小さな電流(誘導電流)を生み出し、皮膚自律神経に変化をもたらします。
長時間にわたりこの状態が続けば、アレルギー反応が誘発される恐れがあります。

パソコンやスマホを長時間使用していると手がピリピリと痺れてきませんか?
それは電磁波に対して身体が反応している可能性があります。

一方の磁場は、家電製品の電源をオンにした時に発生し、動作中は強度を増します。
磁場は物質を通り抜ける性質があり、内臓への影響や遺伝子損傷の危険性が指摘されています。
実際に磁場が原因と考えられる疾患として、WHOでも「発がんの可能性」が認められています。

このように低周波電磁波が身体に及ぼす悪影響は看過できません。
特に寝室などで長時間電磁波にさらされると、睡眠の質が低下したり、頭痛や耳鳴り、不整脈などの自立神経失調症状に見舞われる可能性があります。
また、電磁波は体内にたまるわけではありませんが、電位が皮膚表面を流れることで上記のような反応を引き起こします。

長くなってしまうので今回はこの辺で。
次回は対策方法などをご紹介出来ればと思います。

不調などでお困りの際は、是非リキュア横浜中山院までご相談ください

リキュア横浜中山院背骨整体師池田

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