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ストレス解消には「コルチゾール」レベルのリセット①

こんにちは、リキュアスタッフの長谷川です。

私は、カメラや写真が趣味なのですが、何を隠そうカメラフェチと言ってもいいぐらいの機材マニアです。

ここ最近よく言われるのがカメラはスマホに取って変わるからカメラ業界は衰退の一歩をたどると言われてます。

確かに最近のスマホのカメラは性能が著しいですよね~。

たまにカメラ欲しいんだけどどのメーカーがいいですか、キレイに撮れますか?とか聞かれますが、どれもキレイに撮れるんですよね(^^;)ればスマホでいいんじゃないですか、一眼レフやミラーレス重いし、と思ったりします。

一昔前はスマホのカメラは確かにキレイに撮れるけど、レンズや集光センサーのサイズの関係から一眼レフでないとこういう写真を撮るのは難しいというのがありました。

例えば背景を大きくぼかしたり、暗い所をノイズなく撮ったり遠くのものをズーミングしてブラさず撮ったり等

しかし技術の進歩は凄まじくAIによる画像解析等の技術革新も相まって以前は不可能とされていたボケ感やノイズ低減も自然な感じで違和感なく撮れるようになってきました。

正直、何か報道関係やスポーツ、野鳥、天体など撮影条件が厳しいシビアな被写体でなければ、一般の人であればちょっと見比べても分からないレベルで綺麗に撮れると思います。

じゃあスマホで良くない?という話になってきますのでカメラはこれから売れないだろうという観測、実際どんどんカメラ業界は落ち込んできました。

では今、落ち目と言われたカメラ業界はどうかというと、コンパクトデジカメや一部のエントリー向け、スマホと被るような製品は縮小してますが、

実はプロやハイアマチュア向けの何十万もするようなカメラが飛ぶように売れてるんです。ものによっては予約待ち何か月といった生産が追いつかないような製品も続出しております。

私がよく見ている、ある有名な元外資系コンサルタントの方もメルマガでのニュース解説で何故なのか不思議がっておりました。

何故、経営分析のプロと呼ばれる方が分からなかったのかというと、ひとえにカメラという製品や写真のことを詳しく知らないからです。

・完全ブラックアウトフリー

・メカニカルシャッター廃止によるローリング歪みなし

等と言われても何の事だか全く分からないと思いますが、これがどれだけの価値があることなのか分かる人には分かるのです。

この革新的な機能を高次元で盛り込んできたので約70万するカメラが売れに売れているのです。なおかつ消費者の予想を超えた性能、完成度で製品化したところがポイントです。

それに伴い他メーカーも追いつけ追い越せと競争激化で業界も活性化に繋がっております。

カメラ業界は昔はファミリー層向けのエントリー機種で盛り上がっておりましたが、スマホで十分間に合う時代になってからは、よりマニア向けの上級機での価値体験に軸足が移ってきているのです。

コンパクトデジカメは全く売れないのですが10万円のズームしない高級機は予約待ちが続いてます。

物が売れない時代と言われておりますが、本当にお客様が欲しいものを作れば売れるのだと改めて思う今日この頃です。良い商品は巷にあふれているけれど、お金を出してまで買う価値を感じてないんですね。

カメラ業界はライカを除いて、日本メーカーが独占、独り勝ち状態がずっと続いています。カメラという製品は光学、センサー、モーター駆動等あらゆる分野の技術の粋を小さい筐体に高密度に詰めこんだ素晴らしい工業製品だと思います。

今となっては外国メーカーが真似して作ろうと思ってもほぼ無理なレベルの完成度でものづくり日本の誇りと言える製品ではないでしょうか。

今回も前置きが長くなってしまいました。本題に移らせて頂きますと→

ストレスホルモン

現代社会、慢性ストレスで悩んでらっしゃる方たくさんおられると思いますが、これはあるホルモンが関係していているということを何回かに分けてお伝えしようと思います。

皆さん、今ストレスを全く抱えてない方いらっしゃいますでしょうか?現代の情報化社会において何かしらのストレスは感じておられるとは思いますが昔に比べてストレスの感じ方、症状の出方が違うように思います。

あきらかな症状が出ているわけではない、でも、なんとなく疲れやすい。

絶好調とはいえない。腰痛、頭痛や肩こり、イライラすることが多くなった。集中力が続かない。胃もたれやお腹の調子がイマイチ。

PMSがつらい、など心当たりある方結構おられるのでは。

原因は様々あると思いますが、特にこれといったきっかけや原因が思い当たらない場合、これらの症状は、知らず知らずうちに、何らかのストレッサー(ストレス要因)に脳が反応し、体内でたえまなく「コルチゾール」の分泌がつづいている可能性大なのです。

コルチゾールって何?という話ですが副腎から生成されるホルモンの一種です。副腎疲労ということがここ最近言われてきてますね。

今回はまず大前提としてストレスとは具体的に何なのか、コルチゾールとの関係についてをお話していきたいと思います。

コルチゾールとは?

まずコルチゾールとは何なのか詳しく説明しますと

副腎が生成して放出する糖質コルチコイドホルモン(ステロイドホルモンの一種)です。

糖質コルチコイド受容体(コルチゾールに反応するセンサー)は体内のほとんどの組織に存在します。

したがって、コルチゾールは、ほぼすべての臓器に影響をあたえる可能性があります。たとえば、肝臓での糖新生、脂肪の分解、タンパク質代謝、血糖上昇作用などの代謝作用、抗炎症や免疫の調整作用ほか、ホメオスタシス(恒常性)維持に関与しております。

なのでコルチゾールはストレス応答において重要な役割をはたすため、代表的なストレスホルモンと呼ばれているのです。

また作用が広範囲におよぶため、慢性ストレスにおいては、心と体に様々なマイナス影響を及ぼします。

ストレスというと日本では自律神経についての話が主となりますが、米国では、慢性ストレス対策といえば、コルチゾール対策をさすといってもいいほどだそうです。もちろん自律神経バランスにも大いに関係するのですが、コルチゾール対策法というと日本はまだなじみが薄いようです。

ストレスって何?

「ストレス」という言葉はもともと機械工学や物理学でつかわれてきた用語で、「物体に外部から圧力が加えられたときに生じる”ゆがみ”をさします。

ゆがんだ状態を「ストレス状態」、そのゆがませる要因を「ストレッサー」といいます。

これを生体にあてはめて、生物学的な「ストレス」とよぶことにしたのが、ストレス学説の生みの親であり、「ストレス」という用語を広く知らしめた、カナダの生理学者ハンス・セリアです。

生理学的には、ストレスは「身体の消耗」ですが、セリエはこれに加え、ストレスとは、いかなる要求に対してでも(それが喜び、または苦痛をもたらすものであっても)それに対応するための非特異的反応(症状から病気を特定できない反応)としました。

現在、ストレスといえば、精神的心理的な問題としてとりあげられることがほとんどで、ストレスをかかえ、心身ともにボロボロになっている人がいる反面、「ストレスをかかえるのは、精神的に弱いから」だとか、「気の持ちよう」、「たかが、ストレス」などと、軽くあつかわれることもあります。

心の面からの葛藤や、過去の記憶、職場や家庭環境からの負荷が原因である場合もあり、カウンセリングや心の面からの療法で捉え方が変わり改善していく場合もありますが

身体の面から見ていった場合、ストレスは、なん十種類ものホルモンや神経伝達物質、多くの臓器を巻き込み、心のみならず全身に多大な影響をあたえる身体にとっての最大イベントなのです。

そもそも、ストレスに対する体内での反応は、遠い昔、人間が進化の過程で、あなたの遺伝子に刻み込まれてきたものなのです。

原始時代は猛獣に遭遇したときは命がけで戦うか、必死で逃げるしかありませんでした。このように追い詰められた場面でパワーを発揮したのが、「ストレス応答(脅威に対して防衛あるいは適応するための脳と身体の一連の反応)」なのです。

敵や猛獣との遭遇のような危機的場面において、身体はホメオスタシス(恒常性)を逸脱してダイナミックに内部環境をかえて、戦う、あるいは逃げるために最適な内部環境、身体の状態を整えます。いってみれば、生命維持のために、身体は「サバイバルモード」に切り替わるのです。

脳がストレス/脅威を感知すると、その情報は視床下部から、自律神経系とホルモン系に伝えられ、副腎からアドレナリンやコルチゾールなどのストレスホルモンの分泌が急増します。

副腎は、左右の腎臓の上に帽子のようにのっている、やや扁平な三角形状の小さな内分泌器官です。重さは5グラム程度で、表側の副腎皮質と内側の副腎髄質に分けられます。

副腎髄質からは、アドレナリンが分泌されることにより心臓が刺激され、心拍数があがり、血圧が上がり、筋肉や脳への血流量が一気に増えます。

副腎銀座整体リキュア

一方、戦ったり、逃げたりするときに働く必要のない消化管や内臓への血流は制限され、それによりエネルギー源となるグルコースは、脳や筋肉に集中することになるのです。

少し遅れて、HPA(視床下部ー下垂体ー副腎)軸の活性化により、副腎皮質からストレスホルモン、主としてコルチゾールが分泌され、血流にのって全身をかけめぐり、体内の様々な臓器に指令を伝えるのです。

コルチゾールの働きと様々なストレッサー

敵と戦う、あるいは敵から逃げるためにエネルギー需要は大幅にアップしますから、コルチゾールは、即効のエネルギー源であるグルコースをどんどんつくるように肝臓に指令をだし、それにともない血液には糖があふれ、脳、そして、全身の筋肉に供給されていくのです。

コルチゾールはまた、戦いのときの流血に備えけて血液の凝固作用や抗炎症作用を発揮します。こうして、戦うにしろ、逃げるにしろ、最適なサバイバルのための体内環境が瞬時に準備されるのです。

現代社会では、いきなり猛獣がおそってくるといった状況はありません。しかし、この天敵相手に働いていた恐怖や不安を感じたりすると反応するメカニズムは今なお残っていて、不安や精神的な重圧を感じたや、さまざまなストレッサー(ストレス要因)に対しても同じように働くことになるのです。

またストレスというと、一般に、怒りや不安、悲しみ、社会生活におけるさまざまなプレッシャー(経済状態/金銭的トラブル、家庭環境、職場環境の変化など)や人間関係(学校、職場、家族、友人など)の悩みなどを思い浮かべることと思いますが

実はこうしたつらさや不安をともなう心理的あるいは、社会的なストレッサー(ストレス要因)だけが、あなたの脳にストレスを感知させ、コルチゾールレベルの上昇をまねくわけではないのです。

たとえば、給料があがった~♪、新居を建てた♪、子供が生まれた♪、長期休暇がとれた~などのうれしいことや喜びもストレッサーになるのです。脳は急な変化を危機と捉えて反応してしまうのです。

また外的環境の変化もストレッサーになります。

温度(高温/低温)、湿度、気圧などの変化によって、体調がくずれやすくなった、頭痛に悩まされた、ちょっとした音や光が気になって眠れなくなった、暑い日が続くと疲れやすくなったり、やる気が低下した等

気温、湿度、気圧、音、光等は代表的な「物理的ストレッサー」です。ほかにも紫外線、電磁波、放射線、時差などもコルチゾールの過剰分泌の引き金になるのです。

私たちの身体は、物質的ストレッサーに慣れやすいため、あまり深刻にとらえないことがほとんどです。しかしこれらが身体に負担をかけてコルチゾールの過剰分泌につながる要因になるのです。

ストレスは、疲労、睡眠不足、栄養素不足、炎症などをひきおこします。痛みを誘発することもあるでしょう。一方で、その逆もありで。これらが「生物学的ストレッサー」となり、身体に負荷をかけ、高コルチゾール状態がつづくことも往々にしてあります。たとえば無理なダイエットで、栄養不足がつづけば、コルチゾールの作用で身体がサバイバルモードに切り替わって、お腹のまわりに脂肪をためこみやすくなることも。

細菌、ウイルス、真菌感染、花粉、さらに食品に含まれるさまざまな添加物(化学物質)や体内に否応なしに入り込んでくる環境からの有害物質(化学物質、重金属)など、身体にとっての異物に対しても、ストレス応答同様に、コルチゾールの分泌が促され、レベルが上昇していくのです。

このように現代人は好むと好まざるに関わらず、複合的、継続的にありとあらゆるストレッサーに囲まれて生活をしているわけです。

ここまでストレスとコルチゾールの影響について解説していきましたが、なんらかのストレッサー、あるいはストレスに感じる事に遭遇すると、コルチゾールレベルは上昇します。

ストレスフルなことが頻繁にあるのに、ストレッサーを効果的にとりのぞく事が出来なければ、コルチゾールは常に正常レベルを超え、高いままの状態が維持され、慢性ストレスの状態が続くのです

このような状態を放っておくと当然身体にとって良くないですよね。さまざまな疾病につながってくる可能性があります。

ということで次回は、高コルチゾール状態が続けば、どうなるかについてお伝えしていきますね~

参考文献:コルチゾールリセット法 著:ナターシャスタルヒン

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