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突然死への理解

ここ数ヶ月の中で自分が小さかった時から活躍されていた著名人の方々の悲報をニュースで見かけます。

ニュース記事を見てみると「もうこんなお年だったんだ」と驚き、時間が流れている事を痛感する今日この頃です。まだ30代ですが、働き盛りの40代に向けて体調管理はしっかりしていこうと思っております。

さて、今回は突然死についてピックアップしていきます。ニュースにあったのもそうですが、前持ってご自身やご家族の健康状態と照らし合わせる機会として今回のブログを提供出来たらと思っております。

突然死の現状

突然死とは瞬間死あるいは急性症状の発現後24時間以内の死亡で、外因死を除いた自然死のことを言います。

発生率は人口の0.1~0.2%で推算で虚血性心疾患が50~60%、心筋症が30~35%、不整脈が10%です。これら以外にも原因不明のものがあります。大体が心臓に関わりがある疾患なんです。

突然死の大半を占める虚血性心疾患は心臓に栄養を送る冠動脈という血管が詰まる症状の事で、これにより心臓に栄養が届かずに組織が死んでしまいます。これにより重篤な不整脈が誘発されて突然死という結果になります。心筋症は家族性やその他の要因で心臓機能の問題がおこり、不整脈に至る事で突然死という結果になります。

心筋症は難病指定されているため未解明なことが多い疾患です。そのため今回は突然死の大半を占める虚血性心疾患に絞ってお話ししていきます。

防ぐべき3つのリスク

虚血性心疾患は冠動脈の動脈硬化が原因で起こります。そのため、根治には冠動脈の正常化が必要になります。変える事の出来ないリスクとしては年齢(高齢)、性別(男性、女性も閉経期後はリスクが上がりやすい)である事です。変える事の出来るリスクとしては基礎疾患、喫煙、肥満、運動不足があります。この中で脂質異常症糖尿病喫煙の3つは特に高リスクです。年齢も高リスクと言われていますが、変えられない部分ではあるのでリスクがあるんだと理解するしかありません。さらにこれらが複数あると更にリスクは跳ね上がります。ご自身・ご家族の健康状況はいかがでしょうか。

脂質異常症があると悪玉コレステロール値が高い状態になります。すると血管を詰まらせるプラークという障害物が形成されやすくなり、リスクが高くなります。また善玉コレステロール値の低下やトリグリセライドの増加もリスクを増大させる要素です。

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糖尿病では血管内で血管の内側の膜が壊され、プラークを形成しやすくしてしまいます。健常者と比較すると発症リスクが1.5倍~3.6倍になります。

喫煙は1本/日でも吸う習慣があるとリスクが増大します。更に喫煙者の周りにいる方も受動喫煙によるリスク増大があり、吸っているものが電子タバコだとしても血管の内側の膜に障害が起きリスクになります。また喫煙者は糖尿病・脂質異常症・メタボリックシンドローム発症リスクも上げる要素である

これらは生活習慣の見直しで変化させることが出来る要素です。

発生のタイミング

突然死の発生のタイミングとしては睡眠中が最も多く、その次に入浴中と続きます。

虚血性心疾患の場合、睡眠では睡眠時無呼吸症候群がある方にリスクがあります。息が止まるため低酸素状態になります。すると交感神経が誘発されて血圧の上昇が促されます。また低酸素状態と正常な酸素状態を行ったり来たりすると酸化ストレスが発生し、血管を傷つけます。これらによってプラークや血栓が形成され症状が誘発されます。

入浴では血行が良くなり、心臓に血液が戻ろうとする反応が促されます。冠動脈が動脈硬化の状態だと心臓の働くのに必要な血が入って来ずに心臓への負担量が上がり発症してしまいます。

こんなありふれた生活習慣の中で発生する事が多いんですね。

最後に

身体の中の事は実際に起こらないと気付かない事が多いですよね。

今回は突然死を起こすまでの内容でしたが、次回は動脈硬化の現状を知るための検査、起こってしまった時の対処についてお話ししていきます。

最後まで見て頂きありがとうございました。

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リキュア銀座整体師堀ノ江

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