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疲労のメカニズム

こんにちは。リキュアの堀ノ江です。

今回は疲労のメカニズムで現状分かっている事について書いていきます。

疲労のコア・メカニズム

疲労の定義は「疲労とは過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた独特の不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の減退状態である」です。(日本疲労学会での定義)

メカニズムは以下のようになっております。

①運動性要因(筋肉疲労)、精神性要因(仕事のストレス)、感染性要因(ウィルス感染)の影響を受けます

②①により大量のエネルギー(ATP)が必要になりますが、エネルギーが生成される過程で酸素ラジカル(活性酸素)が発生します

③発生した酸素ラジカルに対し普段は抗酸化防御システムにより除去されますが、酸素ラジカルの量が多いと対処しきれずに生体内に残存してしまいます(オーバーワーク)

④生体内に残存した酸素ラジカルは主要なタンパク質や細胞小器官とくっつく事でこれらを酸化させます(酸化した細胞は機能が低下します)

⑤細胞が酸化した免疫細胞が反応して、サイトカイン分泌する事で脳神経系・内分泌系に情報を伝達します

⑥情報を受けた事で酸化した細胞を修復する反応が促されますが、修復にも大量のエネルギーが必要になります

⑦十分なエネルギーにより修復が完了すれば回復につながり、エネルギーが不足して修復が不十分であれば機能回復ができず「疲労」という状態になります

つまりはいくつかの要因により大量の酸化ラジカルが発生し、対処しきれずオーバーワーク状態に陥る事が疲労に影響を及ぼしているという事です

乳酸=疲労は間違い

以前は激しい運動をした後に乳酸が蓄積する事から、疲労物質として考えられてきました。

しかし、むしろ乳酸は肝臓でグリコーゲンに合成され、エネルギーとして再利用されます

また筋収縮に必要なカリウムが失われないようにする作用があり、筋疲労防止にも働いています

筋肉だけでなく、脳神経細胞や心臓の筋肉のエネルギー源になっている事も分かってきています。

酸素ラジカル(活性酸素)に対しての予防

酸素ラジカルによる酸化に対しての予防で何が出来るのか。

酸化は上記した要因だけでなく、紫外線、放射線、大気汚染、タバコ、薬剤、酸化された物質の摂取などの様々な面から発生します。

そのため完璧には予防できません。

出来る予防として抗酸化防御システムの活性化が必要になります。

そのためには以下の2つが重要になっていきます。

抗酸化物質の摂取

生活習慣の見直し

こちらに関してはまた次回書いていきます。

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リキュア銀座・中山整体師堀ノ江

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